いざ物件を探す前に、まずはどのような条件で探すかを考える必要があります。
そのうちの重要な一つが、オフィスの広さです。
広すぎても狭すぎても業務に支障をきたしますので、きちんと計画して決める必要があります。
ここでは、レンタルオフィスを借りる際の広さの決め方についてご紹介しましょう。
オフィスの坪数を考える
オフィスで一般的な事務仕事をすることを想定する場合、1人当たり2坪を目安に検討すればいいでしょう。
それに加えて、ちょっとした打ち合わせスペースや在庫の保管スペースが必要になる場合は、別途必要な坪数を計算してきます。
来客が多い会社の場合は、共同設備がいつでも使えるとは限らないため、オフィス内にちょっとした来客スペースを設けておくと安心です。
将来的な増員を計算に入れる
成長中の会社の場合は、数年後にスタッフの人数が倍増しているなんてことも考えられます。
レンタルオフィスの場合、賃貸オフィスに比べると手軽に引っ越しをすることもできますので、目安としては2年後までの増員を計算に入れておけばいいでしょう。
もっと先まで想定したいと思われるかもしれませんが、そうすると必要な坪数がどんどん増えてしまい、その分賃料も上がってしまいます。
その上、人数の割にあまりに広いオフィスは仕事への集中力を欠く原因にもなります。
数年後の引っ越しにかかる費用と、追加でかかる賃料を考えても、2年後あたりまでを想定するのが妥当かと思います。
共同施設の広さを確認する
オフィスの広さと同時に、共用施設の利用可能人数も確認しておきましょう。
人数が多く広めのオフィスを借りたにも関わらず、会議室が小さく全員が入り切れないこともまれにあるようです。
坪数だけで判断できないこともあるので要注意
同じ坪数でも形がいびつで使えないスペースが多かったりするなど、一概に坪数だけで判断できないので注意しましょう。
増員を視野に入れている場合は、増員後の配置なども事前にシュミレーションしておいた方がいいでしょう。
また電気の配線がうまく取れるかなどについても確認が必要です。
在庫の保管スペースを考える場合や、特別な機器を使用する場合には、日当たりによっては利用できない場所も出てくるでしょう。
とにかく、様々な条件を想定してシュミレーションすることが大切です。
そうすることで、入居してからの後悔するなんてことのないようにしたいですね。
いかがでしたか?
オフィスの広さを決めるのは、今後の業務を円滑に進めるためにとても重要なポイントです。
現在のオフィスでの問題点や、新しいオフィスに求める条件など様々な想定をして、理想のオフィスを見つけましょう。