手軽さなどメリットも多いレンタルオフィスですが、もちろんメリットばかりではありません。
では、レンタルオフィスを借りる際には、どのようなポイントに注意する必要があるのでしょうか?
ここでは、そんなレンタルオフィス選びの際に注意すべきポイントをご紹介しましょう。
改装ができないことを前提に
レンタルオフィスは、あくまで借りているオフィスです。
そのため手軽に使えるというメリットはありますが、自分のオフィスではないため、使いやすく改装をしたりすることはできません。
そのため、入居してからアレンジをすればいいという安易な気持ちで契約すると、後から業務効率が悪いなどの問題が起きる可能性があります。
現状のまま利用することを前提に、今の業務形態に合っているかを想定してから選ぶようにしましょう。
他の利用者との折り合いが必要
レンタルオフィスは、会議室や商談室などは共用施設となっています。
そのため、事前に予約をしたり他の利用者との折り合いをつけて使用する必要があります。
利用者の数と施設の状況によっては、常に予約で埋まっていて思うように利用できないこともあるでしょう。
急な打ち合わせや来客に対応できないということも考えられます。
使うかもしれないからと予約だけとって使わない状況が続いていたりすると、他の利用者からの苦情やトラブルにもつながりかねません。
契約の際はどのような共用施設があるかを確認することはもちろんですが、利用者あたりの会議室の数などまで細かく確認をしましょう。
また現時点での稼働率なども確認しておけば実際に入居した後に利用する際のイメージもつかみやすいでしょう。
空調が調整できない
レンタルオフィスに限らず、事務所ビルには空調設備が一括で管理されており、各部屋で調整できないものも多いようです。
そのため、部屋の位置や日当たりの状況によっては、業務に支障があるような状況になる可能性があります。
入居する季節は快適でも、例えば真夏になったらクーラーが全く効かなかったということもあるので、注意しましょう。
良心的なレンタルオフィス業者であれば、そのような質問には真摯に答えてくれるでしょう。
いかがでしたか?
レンタルオフィスは手軽さがメリットですが、その分制限があるということですね。
可能であれば実際に利用している人に、現状について質問してみてもいいでしょう。
手軽とはいえ、一度入居するとある程度の期間はそこで働くことになります。
注意点も踏まえて焦らずじっくりと検討したいですね。