一言でレンタルオフィスと言っても、立地や広さによって価格は様々です。
レンタルオフィスを検討しているなら、どれくらいの予算があれば借りることができるのか、おおよその目安が必要ですね。
ここでは、一般的に東京でレンタルオフィスを借りるならいくらくらいかかるのかをご紹介しましょう。
レンタルオフィスと賃貸オフィス、どれくらい差がある?
例えば、スタッフ5人規模のオフィスを借りた場合の想定をしてみましょう。
まず、初期費用に関する部分です。
賃貸オフィスの場合は、保証金やオフィス設備、内装工事費などが必要になるため、3000万円程度は見ておく必要があります。
レンタルオフィスの場合は、1ヶ月の賃料の3ヶ月を設定している場合が多いので、5人規模でおよそ30万円×3ヶ月分で90万円程度で済みます。
では、ランニングコストはどうでしょうか?
ランニングコストに関しては、そこまで大きな差はない場合が多いようです。
必要になるコストとしては、毎月の賃料、インターネットや電話の通信費、各種保険、コピー機などのリース料金、その他維持費や消耗品などで毎月約100万程度は見ておく必要があるでしょう。
レンタルオフィスの中には賃料に通信費が含まれていたり、共同の物を使用できる場合もあるので、賃貸オフィスと比較すると安上がりな場合が多いでしょう。
東京のレンタルオフィスの相場は?
立地や広さなどの条件によって、料金の幅はかなり違いますが、およその目安をご紹介しましょう。
5人規模のオフィスの場合、おおよそ18~25万円程度が相場のようです。
1人で使用するタイプの場合は、7万円~で見つけることができるでしょう。
初期費用に関しては、レンタルオフィスの場合は、入室契約金のみという物件が多いようです。
初期費用の部分は各レンタルオフィスで設定が異なるため、賃料と合わせて確認するようにしましょう。
レンタルオフィスのメリット
レンタルオフィスは賃貸オフィスと異なり、更新料がかからない場合が多いです。
そして出る際の原状回復費用もかからないことが多いようです。
そういった意味ではとても気軽に利用できますね。
また、水道光熱費や共用部分の利用料、電話やインターネットの通信費用が賃料に含まれている場合もあるようです。
そのため検討する際には、賃料だけで比較するのではなく、どこまでが月額料金に含まれているのかについても合わせて確認する必要がありますね。
小さなことですが、フロアやトイレの掃除、共用部分の消耗品費なども賃料に含まれている場合が多いです。
自ら行うのに比べると、日常業務の効率化にも効果的と言えますね。
いかがでしたか?
短期的に見るととても手軽に借りることができますね。
レンタルオフィス業者はたくさんあり、条件は様々です。
ただ料金だけで比べるのではなく、共用施設の充実度なども合わせて総合的に判断するようにしましょう。