内覧とは?
オフィスを持つ。とても大切なタイミングの一つです。中には、とにかく忙しいからそんなにしっかりと内覧しなくてもいい、と思われる方もいらっしゃるようですが、そうではないんですよ。実際に1日に何件もまとめてチェックされる方も多いですし、不動産やもそうすることをすすめてくることも多いですから、実際には一つの物件を5分や10分という短い時間で見学される方も多いんですよね。もしそれしか本当に時間が取れない中、頑張って内覧に行かれるということでしたら見ておくべきポイントだけは押さえておいて頂きたいと思います。オフィスを利用するにあたって、この物件ならどんなレイアウトができそうかという具体的な見方をしておくことも重要です。内装工事の際のイメージもあわせて考えることもおすすめです。
内覧時からレイアウトを踏まえる!
オフィスというのは企業としての顔でもあります。最近はかなりこだわりのオフィスを持たれるケースも多いですよね。やっぱりせっかくオフィスを持つ、ということになるのであれば、少しでも素敵なオフィスにしたいと思われるのは自然な流れではないでしょうか。そこで実際に物件を選択する際に内覧される時、どんなことを見ておくとよいかというポイントについて。「内覧時からどのようなレイアウトにするかということを踏まえておく」といいと思います。イメージがあって、こんなもんかと適当にきめたオフィスが、レイアウト通りにはまったくいかず、思ったようなオフィスにならなかったなんていう寂しいことになってはいやですよね。ですから、レイアウト的にどうかということもそうですし、ここで希望するような内装工事をいれたらどんな風になるかという見方をしておくことが重要だと思います。
エントランスの内覧ポイント
オフィスを持つということで、実際の物件を内覧される時、どこを特に注意して見られていますか?多くの方が実際に利用するオフィスの中をみられると思いますが、実際訪れる来客などの視線を踏まえると、第一印象でもあるオフィスの顔ともいえるのは、ビルの外観であったりエントランス、となるのです。ですから、実はエントランスの雰囲気もしっかりと内覧時にチェックされておくことを強くおすすめしたいのです。企業としてみる人に与えたいのはどんなイメージなのかということも重要です。オフィスにたどり着くまでの廊下や、エレベーターなどの設備についてもチェックしましょう。ここが残念な感じだと、オフィスにたどり着く前に「やっぱりダメかな・・」と先入観をもたれてしまうこともあります。
室内の内覧ポイント
オフィスの物件探しには色々と気を付けるべきポイントがありますが、その一つが「室内の内覧時のポイント」です。オフィスの物件というのは、イメージするオフィスのレイアウトやデザインにできるかどうか、という観点でチェックしておくことでスムーズに探し、その後の希望通りの設置もできますから、しっかりと天井と壁面についてもチェックしておきましょう。たとえばパーティションや間仕切りなどを設置する場合、天井に設備が必要になる場合もありますし、その場合、照明の位置などもチェックしておく必要も出てきますよね。空調や火災報知機、スプリンクラーといった設備は個室単位で必要になりますから、内覧に行く際にはある程度オフィスのイメージももっておくほうがよいでしょう。
共用部分の内覧ポイント
オフィス物件探しには、個室部分だけではチェック不足になってしまいます。そう、「共有部分」も忘れずにチェックすることが重要です。もちろんエントランスだって共有部分ですし、来客時などに会社のイメージにも重要となる部分ですが、それ以外の共有部分をきちんとチェックすることでわかることがあります。「管理状態」につて判断するためには、たとえば共有のトイレ、ごみ置き場、駐輪場、メールボックスといったところをチェックすることで、清掃についてはどうか、衛生管理はどうか、といったところが判断できるでしょう。これを知らずに契約してしまったら、なんだかどんどんビルが汚くなるのにそのまま・・なんていうことになってしまうかもしれません。
周辺環境の内覧ポイント
オフィスで過ごす時間というのはかなり長いですよね。大抵の方が1日の3分の1以上の時間をオフィスで過ごすことになるでしょう。そうなった時、以下に快適できれいなオフィスを借りたとしても、周辺の環境があまりにも悪いとかなりストレスにもなりますし、なにより不便です!たとえば飲食店、コンビニなどがないとランチだってこまりますよね。あとは銀行や郵便局、ATMなどという、プライベートにも仕事でも重要になることの多い設備が近くにない、となると、かなり大変です。それとあわせて宅配便やお弁当やさん、何かの時に頼れるクリニック、喫煙所などあったほうがよいと思われるようなものがそろっているのかということを確認しておきましょう。